続いてスプリンターズSの回顧を行っていきまんねん。
この日はわてがハーフマラソンの日やった。結果は1時間36分と満足な内容やった。ゴールまでのケツの直線はドリームバレンチノを意識した末脚を発揮したんやが、肝心のドリームバレンチノはまるっきし伸びまへんやった(涙)

まず勝ち馬のロードカナロアについてや。
見事な走りやった。これでG1を5連勝。ホンマにスプリント界では無敵でっしゃろ。これが国内最終戦とのことや。次のアチラレースも頑張ちう、立派な種馬になって欲しいや。
父キンカメ、母父ストームキャットやからサンデー系の牝馬につけられはる点は魅力的。
種馬としての価値はどエライ高さいです。頼むさかいアチラで故障だけはせんといてや。

次に2着のハクサンムーン。
とにかくスタートからの2歩目が素晴らしく速かったちうわけや。こら酒井のナイス騎乗でっしゃろ。フォーエバーマークと並ぶ形で逃げとったら潰れとった可能性が高いやろけど、すんなりとハナに立ったことは大きかったや。
ただ最初の600mのタイムは32秒9ちうごっつうのハイペース。
レースを見たらわかるように先行した馬はサクラゴスペルを始め、みな撃沈してるんや。
そないな中をしっかりとケツまで粘り脚を使えとるあたり、どエライ強い競馬をした思うで。今回は勝った馬が強すぎただけや。例年のレベルやったら十分、優勝したかておかしない馬やった思うで。
ここまでつよなっとるんは正直、予想外やった。
前傾ペースになるとまるっきしダメやった時代とは馬が変身してんようやね。
馬の成長分を考えんと、過去のデータだけで評価を落としたわての甘さが出てしもたんや。

ほんで3着マヤノリュウジン。
やっぱりスプリンターズSは3着にとんでもへん馬がくるレースや。
昨日のブログでも書きましたのやが内の馬は荒れ馬場をこなせるかどうかがポイントと書きましたのやが、さすがキングヘイロー産駒。中山1200はもともとキングヘイロー産駒が好走する傾向がつよ、そないな意味では抑えのうてはならへん馬やった。
騎手も大舞台に強い池添騎手とくればなおさらやった。
ただ今回は上手く位置取りがはまっただけやから、次走で人気を集めるようんやったらちびっと疑うことが必要や思いますさかい用心願いまんねん。

4着のマジンブロスパー。
調子はどエライ良かったみたいで、外枠は得意な馬や。
ロードカナロアを見るようにレースを進め、ロードカナロアといっぺんに上がっていき、スプリントのG1でやってはいけへん大外ぶん回し。
ロードカナロアの岩田騎手は上手くグリーンベルトの中での最内をキープ。
馬の能力としてカナロアには及ばへんマジンブロスパーは大外。
「福永くん、こないなトコなんやねんで。一流の騎手とそうやない騎手の差は」と言いたなる騎乗やった。これ何度目やろかや。
外枠からスタートして、外を先行して、外をぶん回して、当然届かへん。
これってレースの前からわかることちゃうやろ???
何ぞ工夫せんの?新人騎手やないんだからさ。

ケツに5着のアドマイヤセプター。
福永くんとは対称的にインをつく好騎乗。さすがは天才四位騎手やった。この馬も荒れ馬場を走ることができる血統をもつ馬。きっとレース前からイメージして狙っとったんでしょう。能力が劣る馬がG1で一発をあけるとするやろ、ほしたらこないな騎乗が必要や。
人気薄やとやる気のあらへん四位騎手もG1はやる気あんねんや。

では他の馬についてや。
まずはグランプリボス。明らかに1200のスピードについていけず戸惑っとるようす。
まぁ、マイルCSがメインやからや。
余計なお世話やけどこないな馬を3番人気で買うことはおすすめしまへん。良うてヒモでっしゃろ。

ドリームバレンチノは前半、飛ばしすぎて脚がまるっきし溜まってへんねんやった。
ハイペースやからおもろい存在や思ったんやけど、そやけどアンタ
6歳やからや。もう上積みはあらへんかもしれしまへん。

サクラゴスペルはハイペースに潰された馬。
直線までは頑張っとったんやが、ケツは歩いとったんや。
G1を勝つ器とちゃうのでっしゃろ。

とりあえず秋初戦のG1は惨敗やった。
来週はやまとではG1はおまへんが毎日王冠や京都大章典がおます。
秋の連続G1に向けて弾みをつけ直せるように頑張っていきまんねん!

またどうか見に来てもらえたら思うで。宜しくお願い申し上げまんねん。