4(9)/519868 更新:2013/05/19
ここでやっているのは、基本的に言語変換フィルタと同じことです。ただ、言語変換フィルタはCGIですから、いろいろ制約があってどうもうまく行かない(リンクが追いかけられない等)が出てしまいます。
そこで、方言変換Proxyサーバなるものを動かしてみました。これは、汎用ProxyサーバDelegateのユーザフィルタとして各種言語変換プログラムを通したもので、Content-Typeがtext/htmlであれば、どんなものでも指定された方言(言語)に変換してしまいます。
使い方は簡単で、Proxyサーバ設定のできるWebブラウザであれば、そのHTTP Proxy設定で、
www.yansite.jp port : 8080
を設定するだけです。後は、お好きなページにアクセスしてみてください。(^_^)
さて、Proxyサーバ設定ができないWebブラウザ(今どきあまりないと思いますが、)を使っていたり、Proxy設定を使いたくない(プロバイダ指定のProxyサーバを使っている、面倒^_^;等)といった場合にもこの機能は使えます。
その場合は、目的の(最初の)WebページのURLの前にhttp://www.yansite.jp:8080/-_-というおまじないを書いてください。たとえば、このページなら
http://www.yansite.jp:8080/-_-http://www.yansite.jp/osakaproxy.html
といった形になります。
また、変換できる言語としては現在のところ、大阪弁、博多弁、広島弁、名古屋弁(2007/3/4)、現代思想文、および丸谷風文章です。デフォールトでは大阪弁に変換し、その他の言語で変換したときも、さらにそのリンク先では大阪弁になります。その他の言語に変換する方法として、以下の2種類があります。
一つは、目的のページのURLの前に、以下のURLを書くことで実現できます。(2005/7/23)
http://www.yansite.jp:8080/osaka/-_- :大阪弁 http://www.yansite.jp:8080/hakata/-_- :博多弁 http://www.yansite.jp:8080/hiroshima/-_- :広島弁 http://www.yansite.jp:8080/nagoya/-_- :名古屋弁 http://www.yansite.jp:8080/shisou/-_- :現代思想文 http://www.yansite.jp:8080/marutani/-_- :丸谷風文章
たとえば、このページを博多弁にするなら
http://www.yansite.jp:8080/hakata/-_-http://www.yansite.jp/osakaproxy.html
といった形になります。
もう一つの方法としては、以下のタグを変換したいhtml文章に書いておくことで、そのタグ以降の文章は指定した言語(方言)に変換することができます。具体的には以下の通りです。
<!-- Osaka --> :大阪弁 <!-- Hakata --> :博多弁 <!-- Hiroshima --> :広島弁 <!-- Nagoya --> :名古屋弁 <!-- Shisou --> :現代思想文 <!-- Marutani --> :丸谷風文章
例えばこのページは同じ内容の文章を6回繰り返しているだけの無駄な文章ですが、方言変換Proxyサーバを通すと6種類の言語(方言)で書かれたページになります。
この方法は前者の方法より優先します。つまり、例えば「http://www.yansite.jp:8080/hakata/-_-」と目的URLの前に書かれていても、そのURLのHTML文の中に<!-- Osaka -->というタグがあれば、それ以降の文章は大阪弁になります。
さて、近頃巷ではブログパーツなるものが流行っている(かどうかは知りませんが少なくとも存在する)ようですので、私も少し作ってみました。(2007/7/31) 以下のプルダウンメニューから適当な方言を選択し、"Go!"ボタンをクリックするとこのページが指定した方言で翻訳されると思います。
JavaScriptを使って上記のようなパーツを作ることもできると思いますが、今回はcgiを使って実現してみました。使ってみたい人は、以下のHTML文(パーツ)をコピーして、ご自分のブログなどに貼付けてみて下さい。
<FORM method=POST action="http://www.yansite.jp/osakatrans.cgi"> <A href="http://www.yansite.jp/osakaproxy.html">方言変換Proxy<A><BR> <SELECT name="KIND" size="1"> <OPTION value="osaka" selected>大阪弁</OPTION> <OPTION value="hakata">博多弁</OPTION> <OPTION value="hiroshima">広島弁</OPTION> <OPTION value="nagoya">名古屋弁</OPTION> <OPTION value="shisou">現代思想文</OPTION> <OPTION value="marutani">丸谷風文章</OPTION> </SELECT> <INPUT type="submit" value="Go!"> </FORM>
次に、任意のページを大阪弁や博多弁に変換してみましょう。以下の箱の中にURLを入れて、飛んでみてください。
なお、各言語変換の部分は各言語フィルタとまったく同じですから、翻訳精度の差はまったくありません。で、辞書の追加や修正については大阪弁化フィルタのページまたはいろいろな文章変換のページでお知らせしますので、ご承知おきください。
また、翻訳結果に対しては私はなんら責任を負いません。(^_^; 翻訳がおかしい、間違っているといった指摘はしていただいて構いませんが、プログラム上の制限でうまく出来ないこともありますし、私の感覚と違っていることもありますので、まぁ、おおめに見てやってください。m(_._)m
えーと、つまり、楽しんでいただければそれで良いということです。(^_^)
えー、この御時勢ですので、中継するページに対してウィルスチェック(ClamAVを使っています)をかけ、感染していた場合は中継しないようにしました。ちょっと(増々?)重くなってしまってあまりやりたくはなかったのですが、ご理解ください。(2005/6/19)
さて、方言変換Proxyサーバ、大阪弁化フィルタの翻訳エンジンである"newosaka"をとあるサイトの閉鎖に伴って、こちらに置くことにしました。そのついでに、少しバグを修正し、辞書の集録数を増やし、ReadMeファイル内容を変更し、ちょっとしたユーティリティをつけておきました。よかったら使ってやって下さい。(00/04/01)
注意: